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電子書籍担当になった編集者のブログ

ずーっと紙の本を作ってましたが、突然、電子書籍の担当になり戸惑ってる編集者です。勉強のためブログを始めました。

「紙じゃない本=電子書籍」だと思ってる? 違うんだな、これが。

「紙じゃない本」と言われたら、何を想像します?

たいていの人は電子書籍を思い浮かべるんじゃないですかね。俺も初めはそうでした。
でも実際は違います。
紙でもなくて、電子書籍でもない、そういう本もあるんです。

今回はそういうお話。

Audio Book
Audio Book / jeff_golden


俺は片足は編集部に置きつつ、もう一方の片足を「デジタルコンテンツ部」という部署につっこんでいます。
ここはその名の通り、デジタル領域のコンテンツを扱っている部署です。
メインはもちろん電子書籍なんですけど、
それ以外にもモバイル系の課金コンテンツやらスマホアプリなんかも扱っていまして。そうした電子書籍以外のデジタルコンテンツの1つに「オーディオブック」というものがあります。


オーディオブックとは“読む本”ではない。

オーディオブックというのは、書籍を朗読した音声コンテンツのことです。つまり、“聞く本”です。読む本じゃありません。読書じゃなくて聴書です。
昔はカセットやCDで販売されていたんですけど、最近はインターネットの普及もあって主に音声ファイルをダウンロードする形式が多いみたいですね。

日本ではぶっちゃけまだまだ認知度が低いと思うんですけど、アメリカではけっこう大きな市場が形成されているみたいです。
その理由は、アメリカが日本よりはるかに車社会だから。日本だと鉄道がけっこう発達しているので移動手段として電車が全然アリなんですけど、アメリカの場合は多くの人が移動に車を使います。そうなると必然的に紙の本を読むわけにはいかなくなるじゃないですか。
というわけで、運転しながら聞けるオーディオブックというのが広まったんですね。
聞いた話では、アメリカの市場は1600億円程度。一方、日本のオーディオブック市場は50億円くらいだそうです。


キンドルに続く第2の黒船!

とまあ、こんな感じで日本ではまだまだ盛り上がりに欠けるオーディオブックなんですが、2015年以降、市場が拡大するんじゃないかという期待感が膨らんでいる……そうです。
なんでかっていうと、電子書籍のときと同じですよ。つまり、黒船が来たんですわ。アマゾンが提供する「オーディブル」という黒船がね。

Audible for Android

Audible for Android

www.audible.co.jp

詳しいサービス内容はリンク先で見てほしいんだけど、これがけっこうおもしろくて。銀河英雄伝説とかアルスラーン戦記とか、かつて読んだ本がラインナップに含まれてて、帰りの電車とか2倍速でよく聞いてます。


日本最大のオーディオブック配信サイト

もちろん、日本にも昔からオーディオブックを提供している会社があってだね。
それがオトバンクが提供するFeBeというサービスです。

www.febe.jp

アンチアマゾンの人はぜひFeBeから買ってみてください。


要するに何が言いたいのかっていうと……

電子書籍も読んでほしいけど、オーディオブックのことも忘れないでください、ってこと。
最近、活字を読むのがつらくなってきたって人や、歩きながら本を読みたいって人はぜひオーディオブックにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
というわけで、オーディオブックをよろしく!

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